RosettE DIADE
長い長い時を経て生まれた
最も硬く透明な結晶”ダイヤモンド”
それは、ふたりの想いのように美しい光を放つ
DIADE(ディアーデ)と名付けられた一組のダイヤモンドは
ふれることができる永遠の絆
ダイヤモンドの生成された時期には幅がありますが、
今からおよそ32億年から9億年前と言われています。
その頃の地球は数多くの隕石が落ち、
火山活動も活発で現在の姿とは全く異なっていました。
地球上で初めての大陸であるローレンシア大陸が出現したのもこの時期。
地球という惑星がまるでひとつの生命体のように強いエネルギーのもと、活動を繰り返していたその胎内でダイヤモンドは育まれていったのです。
恐竜の誕生は約2億年前、私達人類の誕生は僅か50万年前です。
地球46億年の歴史を一年にたとえると、1秒は150年前後にあたります。
「想像もつかない」とはまさにこんな時に使う言葉かもしれません。
地下200km、70,000 気圧、2,000℃もの高温、高圧の過酷な条件の中、キンバーライトなどの鉱石内で数億年にも及ぶ長い時間をかけてダイヤモンドは生成されます。
この間に炭素内にある不純物は取り除かれ、単一の結晶となるためダイヤモンドは透明度が高く何よりも美しく硬い物質になるのです。
このように、ダイヤモンドは我々人間にとって永遠ともいえる時空間の中で地球という惑星がもつエネルギーによって生まれた永遠の輝きを持つ奇跡の物質なのです。
だからこそ我々もその美しさに魅かれ、この物質が持つ科学や言葉では説明しきれない魅力を感じるのでしょう。
数億年かけて生成された 1 つのダイヤの原石。
その原石から生まれた「1億年の絆」を持つ 2 つのダイヤ。そのダイヤをおふたりのリングの内側にそっとセットしたのが、
“RosettE DIADE”なのです。
ダイヤモンドは生成における環境、過程が一つ一つ異なるため、それぞれ独自の成長の跡を持っています。
これは木の年輪のようなものであり、また人間の指紋のように世界で 2 つと同じものはありません。
つまり、一つの原石から生み出される 2 つのダイヤモンドは同じ指紋を持つ世界でたった 1 組だけのペアなのです。
このダイヤモンドの成長跡は「カソールドルミネッセンス」という機械を使うことにより判明することができます。
しかしながら、現在の機械の精度や技術では最小でも 0.1ct前後のサイズでないと確認ができないため、“RosettE DIADE”は研磨工場による保証書をお付けしています。
長い時を経て生成されたダイヤモンドの原石は人間によって採掘され、DTC(旧デビアス)を代表とする鉱山所有者の元へ運ばれていきます。
そこでサイズや品質ごとに仕分けされ、研磨業者へと販売されていくのです。
研磨業者へ販売された原石は通常、まず大小2つに切り分けられます。
(ダイヤモンドはサイズが大きいほど価値が上がるため、できるだけ一つの原石から大きい石をカットするのが基本)。
その大小 2 つのダイヤモンドは個々に 10 以上の研磨工程を経て、ラウンドブリリアントに仕上げられます。
その後、サイズや品質ごとに仕分けされ世界中の市場へと送られていくため、本来であれば 2 度と再会することはないのです。
“RosettE DIADE”のダイヤモンドは、インド有数の研磨工場であるKP SANGHVI(ケーピーサンガビィ)社によって1つの原石から生まれた2つのダイヤモンドを通常の何倍も時間をかけて研磨し、離れ離れになることがないよう厳重に管理し、日本へと輸入されます。
それらは製造工場においても同様で、厳重に管理をしながら一本一本石留めをし、丁寧に仕上げを施して“RosettE DIADE”のマリッジリングは完成します。ダイヤモンドはその長い旅を終えてこれからを誓う二人の永遠の愛の証に刻まれるのです。